鎌倉の歴史に新たな道筋を示す 三つの「鎌倉鑑」

『鎌倉殿を歩く 一一九九年の記憶』伊東潤/著  

2021年12月24日 全国書店で発売

歴史作家とは、事実と定説の間に存在する闇を明らかにし、歴史の真実に近づく場を作る。忘れてはならない歴史を後世に伝えるための扉を開く人である。

こう述べる著者が、

鎌倉幕府草創期の最大の謎、「吾妻鏡」の空白を大胆な推理で埋めた『修羅の都』(文芸春秋)

更に、頼朝の残した武士の府を守るために夜叉とならねばならなかった政子の苦悩を見つめた『夜叉の都』(文芸春秋)

そして、陰謀渦巻く鎌倉幕府で生き残りをかけた鎌倉殿の宿老たち。現代の鎌倉に残る彼らの由縁の地を訪ね、その人生を俯瞰する『鎌倉殿を歩く 一一九九年の記憶』(歴史探訪社)

『鎌倉殿を歩く 一一九九年の記憶』は全国書店、WEB書店で予約受付中です